研究所と私 


科学技術庁放射線医学総合研究所、放射線科学部第三研究室と言うところに、平成10年4月〜翌年3月の1年間所属していました。その時の仕事は、官民共同多様同時計測というプロジェクトの中で動いていました。そしてこのプロジェクトは平成7年度から始まり5カ年計画で平成12年3月末には終了しました。この研究所に来たのは、このプロジェクト研究が3年過ぎ、途中で一人やめたのでその穴埋め要員にと言うことでした。しかし研究内容が気功の研究と言うことで、気功といえば聞こえは良いですが、何か未知のものを研究しているなというのが、ピンっときまして是非仲間に加えて下さいとお願いした次第です。

私の専門は占術ですが、星と人を結ぶ何かが存在すると常々思っており、ある人は「星の気」人の精神に影響を与えているという人もいて、私自身そのことが非常に引っかかっており、もしかしたら天体と人の行動についてなんかしらの研究が出来るのではないかと思い、ここに来たわけです。しかし今の段階では全く星については研究できず、私が個人的に気功の能力を持つと言われている人から直接生年月日時間のデーターを聞き、個人的に研究をしてきました。

もっと能力者、強力な何か不思議な能力を持った能力者が来てほしいと思って居ましたが、全くの空振り状態で研究は進みませんでした。そして結果もこれといった目に見える範囲の結果は出ませんでした。

しかし私は何か科学で説明できないことは存在するとは思っています。

科学とは、「客観的な方法をもとに、対象を組織的・系統的に研究して、一般的法則を明らかにする学問。」といいます。私が解明しようとしているものは、一般的法則の上にはどうしても乗ることが出来ず、統計的に何とかその線上に乗せようとしていますが、アインシュタインが言った有名な言葉「神様はサイコロを振らない。」のように統計学が果たして一般的法則になるのかというとふむーっと唸るばかりです。人や粒子の行動予測に統計学をよく使いますが、果たしてそれでいいのか。統計学の数値を使って良いのかという問題は必ずあります。

つまりある事象が99%無いと言っても、また99.9999%無いといっても1%の事象は起こり言えますし0.0001%の事象も必ずあります。無いか有るかの2択問題に関しての答えは統計学では答えられないと言って良いでしょう。

何かもっと別の証明方法か、検証法が無ければ難しいと思います。とにかく今の段階では難しいですね。

 私は平成11年3月30日に応用物理学会で研究成果を発表してから研究所を去りました。研究所ではやることはやりましたし知識も得ましたのでとにかく満足です。経済的な余裕が有ったのならまだ腰をおいても良かったのですが、ただ年が過ぎる様な気がしてならず、それならばまた別の非科学的要素から、人のこれからの行く末について、研究または探求してみたいと思い去りました。

今はただ、忙しい中超常現象、心霊現象、などその分野は非常に興味があり細々と本などを読みあさっている毎日です。



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